天文台

金星の太陽面通過

2012年6月6日(水)21世紀最後の「金星の太陽面通過」が起こります。次回は105年後の2117年12月11日であるため非常に珍しい現象です。

川口市立科学館では太陽望遠鏡によるライブ配信を行います。ライブ配信ページへのリンクは当日6日にトップページの他、下記に掲載します。

ライブ配信時間 6月6日(水) 7:00〜14:00 ※晴天時のみ 終了しました

 

見られる地域と時間


 

日本全域を含む中央の領域(オレンジの線とグリーンの線の間)で、2012年6月6日の「金星の太陽面通過」の全経過が観察できます。

オレンジの線は外蝕の始めの時点での昼間の領域を、グリーンの線は外蝕の終わりの時点での昼間の領域を表しています。北米のほとんどの地域では、現象の途中で太陽・金星の入りとなり、ヨーロッパのほとんどの地域では現象の途中で太陽・金星の出となります。 (国立天文台)

見られる地域

(クリックすると大きな画像が出ます) 図:国立天文台暦計算室

 

見え方

(クリックすると大きな画像が出ます)

 

各地の予報


 

川口市(埼玉県)

緯度:35.8078° 経度:139.7242° 標高: 0.0 m 標準時:UT+9h
日時 方向角[°] 太陽[°] 視半径[″] その他
年月日 時刻 北極 極頂 天頂 高度 方位 太陽 惑星 角距離 備考
2012/6/6 7:10:52 42 -61 102 31 83.1 946 29 975 外蝕の始め
2012/6/6 7:20:00 40 -61 101 32.9 84.3 946 29 944  
2012/6/6 7:28:28 39 -61 100 34.6 85.4 946 29 917 内蝕の始め
2012/6/6 7:40:00 37 -61 99 36.9 87 946 29 880  
2012/6/6 8:00:00 34 -62 95 41 89.8 946 29 818  
2012/6/6 8:20:00 30 -61 91 45 92.8 946 29 760  
2012/6/6 8:40:00 25 -61 86 49.1 96.1 946 29 706  
2012/6/6 9:00:00 19 -60 79 53.1 99.7 946 29 658  
2012/6/6 9:20:00 13 -59 72 57 103.8 946 29 617  
2012/6/6 9:40:00 6 -56 62 60.9 108.6 946 29 584  
2012/6/6 10:00:00 358 -53 51 64.7 114.4 946 29 561  
2012/6/6 10:20:00 350 -48 38 68.3 121.8 946 29 549  
2012/6/6 10:29:39 346 -45 31 69.9 126 946 29 548 最小角距離
2012/6/6 10:40:00 341 -41 23 71.5 131.3 946 29 550  
2012/6/6 11:00:00 333 -31 4 74.3 144 946 29 562  
2012/6/6 11:20:00 325 -17 342 76.2 160.5 946 29 585  
2012/6/6 11:40:00 318 0 318 76.9 180.2 946 29 619  
2012/6/6 12:00:00 312 17 294 76.2 199.9 946 29 660  
2012/6/6 12:20:00 306 31 275 74.2 216.4 946 29 709  
2012/6/6 12:40:00 302 42 260 71.5 229 946 29 763  
2012/6/6 13:00:00 298 49 249 68.2 238.4 946 29 822  
2012/6/6 13:20:00 294 53 241 64.6 245.7 946 29 885  
2012/6/6 13:30:00 292 55 237 62.8 248.8 946 29 917 内蝕の終り
2012/6/6 13:40:00 291 56 234 60.9 251.5 946 29 950  
2012/6/6 13:47:26 290 57 233 59.4 253.4 946 29 975 外蝕の終り

国立天文台暦計算室 提供

 

空での位置

国立天文台暦計算室 提供

 

金星の太陽面通過を見るには


 

遮光板、日食メガネを使用して肉眼でも見えると言われていますが、金星は見かけ上、太陽直径の30分の1程度しかないので、小さくて判別が難しいかも知れません。

ですが過去の観測では見えたと言う報告もあるので、せっかくのチャンス、滅多に起きない現象を見てみましょう。視力1.0程度の人であれば何とか見ることが出来ると言われています。ただしずっと連続しての観察は行わないで下さい。一回の観察は30秒以内程度を目安にし、目に無理の無い範囲で休憩しながら行いましょう。望遠鏡や双眼鏡で直接覗くのは厳禁です。

 

危険な方法(やってはいけません)

 

×肉眼で直接見る

×望遠鏡、双眼鏡で直接見る

×すすをつけたガラス

×サングラス

×日食メガネを使って望遠鏡を覗くなど

 

×下敷き

 

×カラーフィルム

 


安全な方法

 

○日食メガネ

 太陽観測の専用のものを選びましょう。

 

○手鏡

 光を手鏡に反射させて、壁などに映る光を観察します。

 反射光を直接見ないで下さい。

 

○望遠鏡と投影板

 投影板を使用すれば安全に、大人数でも観察する事ができます。

 

今後見られる金星の太陽面通過


 

次回は2117年12月11日に起きますで105年後です。

日付(世界時) 前回からの間隔
1631年12月7日  
1639年12月4日 8年
1761年6月6日 121.5年
1769年6月3日 8年
1874年12月9日 105.5年
1882年12月6日 8年
2004年6月8日 121.5年
(1761年6月6日から243年目)
2012年6月6日 8年
2117年12月11日 105.5年
2125年12月8日 8年

国立天文台 提供