天文資料集

 

記録集〜天文現象、観測、学会、天文界の出来事、そのほかもろもろの記録集/順不同

 

○観測記録

●2004年6月8日金星の太陽面通過

2004年6月8日、日本で見られるのは130年ぶりという珍しい金星の太陽面通過が観測された。

これは太陽の前を金星が通過するという現象でいわば日食と同じ現象である。

この日の空は朝から全天厚い雲に覆われ観測は絶望視されたが、

ほんのわずか通過した雲の切れ間を通し科学館

天文台で撮影したのが以下の記録である。(次回の現象は2012年)

 

 

太陽のふちから入り始めた金星。

 

金星が太陽のふちに接するとき、ブラックドロップという現象が見られるかもと期待したが、その瞬間の金星は雲に入ってしまい観測不能。

 

 

 さて、ということで好天に恵まれず、ほんのわずかの時間、雲間からという状況だったが。

*観測会は何とか成功、金星を見られた子ども達は大喜び。

*科学館のライブ配信はアクセスがたくさんあってパンクしていた。

*望遠鏡がなくても眼で金星が太陽面にあることが分かった。

  でも視力の弱いヒトにはやっぱりきつい。

*天文部門では、金星が太陽に接するときを高解像度で

  データとりをする予定だったが、雲に阻まれダメだった。

  記念写真は撮っておいたが(上の3枚)迷光が入ってしまった。

  さて、これは太陽面通過(内合)前の金星で、まるで三日月のように見える。

月と違うことは上下側でずいぶんと長く光った部分が伸びていることだ。

金星には厚い大気があるためこのように見えるというわけだ。

下は、内合4日後の金星。光った部分が反転していることが分かる。

 

○研究会などにおける発表等記録

2005年2月1日(火) 合同ユーザーズミーティング太陽地上光学観測の新展開2005 (明星大学日野キャンパス)

「川口市立科学館6連式太陽望遠鏡の運用および飛騨天文台におけるフィルター検定
および乗鞍コロナ観測所におけるHeI10830Å線の観測について」
口頭発表 (鈴木)
2005年3月29日(火) 日本天文学会2007年春季年会 (明星大学日野キャンパス)

「HeI 10830Åにおける活動現象の観測」
口頭発表 (鈴木)
2006年2月8日(水) Solar-Bと地上太陽観測の連携−太陽研究の新展開に向けて− (京大会館)

「光学フィルターの精密検定」
口頭発表 (鈴木)
2007年2月20日(火) 太陽高分解能観測と宇宙天気研究の新展開2007 (独立行政法人情報通信研究機構)

「He10830Åにおけるリムプロミネンスの分光観測報告について」
口頭発表 (鈴木)

2007年3月29日(木)

日本天文学会2007年春季年会 (東海大学)

「HeTλ10830Å線におけるプロミネンス吸収線比の測定」
口頭発表 (鈴木)<