天文FAQ

天文トピックス

○4日 中秋の名月
  まずお知らせ。
4日(水)は科学館天文台で観測会。乞う晴天!
  さて、今回の中秋の名月は10月に入ってからである。
しかし、中秋の名月の日にちは9月中となっていることが多い。
参考に2009年からの中秋の名月の日を見てみると
  2009年10月03日
  2010年9月22日
  2011年9月11日
  2012年9月30日
  2013年9月19日
  2014年9月08日
  2015年9月27日
  2016年9月15日
  2017年10月04日
と、10月に中秋の名月となったのは8年も前のことだ。
9月はまだ夏の余韻があり、秋本番というには少し早め。
従って中秋の・・と言われてもしっくり来ないかもしれないが
これは中秋の名月の日の決め方に原因がある。
旧暦では中秋の名月の日を8月15日と決めている。
そして1年を、春1、2、3月 夏4、5、6月 
秋7、8、9月 冬10、11、12月とする。
従って7月は初秋、8月が中秋、9月が晩秋。
旧暦は大まかに言って新暦から1か月遅れているので
このことから現在では9月に中秋の名月となることが多い
ということになる(もう一つ条件があるがここでは省略)。

 10月04日スナップ(雲間から何とか見えた中秋の名月)

 

○17日 土星リングの開き最大に
  土星観測シーズンが終わるが、ちょうどこのとき
土星リングの開きが最大となるという日がやってくる。
ここでまたお知らせ、
科学館天文台ではこれにあわせ土星観測会を開催。
10月14日(土)、同21日(土)詳細は科学館HP参照。
この時期土星は西空低空で、20時30分には沈んでしまう。
暗くなってからは1時間ほどしか見られない。〜
  さて、土星は太陽の周りを約30年かけて公転している。
このとき自転軸は天の一定方向を向いている。
そのため土星が太陽の周りを1回転していくと
地球から見た土星リングの見え方が
北側から見るとき、真横から見るとき、南側から見るときと変化し
約15年ごとに北側、南側それぞれで一番大きく開くという時がくる。
従って、今回の現象、数時的には15年に1度のこととなる。

 

○21日 オリオン座流星群極大
  今年は好条件と各所で取り上げられている流星群。
母彗星は有名なハレー彗星。
早く飛ぶのが特徴で、流星群の中でしし座流星群に次ぐ第2番目。
オリオン座とふたご座の間あたりを中心に四方に流れる。
比較的明るい流れ星が多いので、
ピーク時には30個/時間ほど見られるともあるが
街中では視野も限られるので数個見られればいいほう。
なので、見えたら幸いという程度で観測するのがいいだろう。
少し驚いたのが、この流星群を見に行こうというツアーがあること。
最近流行りでもあり、なかなかの人気らしいがこの時期、
山はかなり冷えるようになるので防寒対策はしっかりと。