天文FAQ

天文トピックス

○07日 水星、東方最大離角
  ほぼ4ヶ月ごとに巡ってくる水星の東方最大離角だが、今回は高度が低すぎ条件は良くない。
東方最大離角は水星が見かけ上太陽から最も離れるときで夕方の西空に見えるが、
時期により水星の軌道面が地平線に対し立ったり横たわったりするため
同じ最大離角のときでも地平高度に差が出てしまう。
今回は、水星の右隣10度ほど離れた位置に木星があり、いい目印になるはずが、
日の入り30分後の時点で木星高度3度、水星5度と超低空になっており
これでは双眼鏡を使っても見つけるのは難しい。

 

○火星、東へ巡行中、やぎ座の尻尾あたりに移動
  大接近からもう3ヶ月過ぎたが、足の速さが幸いし、まだ火星は西空に見えている。
位置は表記のように秋の星座やぎ座の一番東寄り、光度も0等級と十分明るい。
月初から月末にかけ火星は更に東へと移りみずがめ座へと移動する。
明るい火星の動きは、まさに惑う星、惑星の呼び名にふさわしい。
月初め、月末と周りの星座との位置関係を比べてみるのもおもしろい。

 

○13日 おうし座流星群極大
  この流星群の母天体はエンケ彗星、よく知られている短周期彗星で公転周期は3.3年。
極大日の頃は夜空では火星の脇にあるはずだが光度18等ほどと暗く見えない。
(位置は太陽から遠く海王星軌道のあたりまで離れている)
3年毎にとすれば接近の都度流星数が増してくれるといいのだが
残念ながら、例年極大時の流星数はせいぜい数個/1時間あたりと少ない。
ただおうし群では火球が見られることも多いということなので
〜あいにく編集子は見たことがない〜注意だけはしておきたい。
放射点はおうし座のすばる近辺、
そのあたりを中心にややゆっくりした流れ星が見えたらおうし群と考えて良い。
08日が新月、13日は月齢6と細く、21時過ぎには沈むので月明かりに邪魔されることはない
なお、おうし座流星群は月初め06日ごろ極大予想のおうし座南流星群と
この月中13日ごろ極大予想のおうし座北流星群の2つがある。