天文FAQ

天文トピックス

○火星まだまだ
  09月上旬、大接近から1ヶ月経過したが火星はまだ見やすい。
視直径は07日には20秒を切るようになり、最接近時の大きさと比較すると80%。
見かけの大きさは一回り小さくなってしまったが、そのかわり20時頃にはほぼ真南の空、
高度が上がり大気の影響も少なくなるので、望遠鏡で見るには都合がいい。
また、最接近のときには残っていた砂嵐の影響も収まり、
(新たな砂嵐が起こっていない限りは)模様も見やすくなっているだろう。
この時期、火星は南極側を地球に向け、そして季節は南半球では夏、
南極の氷は溶け極冠は縮小している。そんな様子が見られるかもしれない。

 

○24日中秋の名月
  昨年は10月にあった中秋の名月の日が今年は09月。
秋分の日(日)の翌日の振替休日にあたり、うまい具合にお休み。
ふだんより多くの人たちが家族揃っての月見を楽しむことができるだろう。
例年コロコロと変わるお月見の日、
毎度のことになるが、中秋の名月がこの日になった理由を。
旧暦では08月15日を中秋の名月の日とし、
また、秋分の日を含む1朔望月を08月とすると定められている。
今年の秋分は09月23日。これを含む1朔望月は
09月の10日(新月)から次の新月(10月09日)の前日までになる。
従って今年は、09月10日から10月08日までが旧暦の08月となり
09月10日は旧暦08月01日となる。08月15日が中秋の名月の日なので
09月10日プラス14日で09月24日となる。
  ここで、旧暦の秋は07月から09月とされ
07月が初秋、09月が晩秋、この間の08月が中秋になる。
ということで中秋の名月の日が決まる。