天文FAQ

天文トピックス

 

●2017年の主な天文現象

 2017年はあまり目立った天文現象がない。
その中で一番の話題となるのは8月の皆既日食だろう。
ただし、これは残念ながら日本では見られない。
この日食は北米を中心とする皆既日食で、
夏休みの最中の8月22日(現地時間21日)に起こる。
北米ということで観測地への移動が楽でもあり
日食ついでの観光というのもいくらでもできそうなので
多く天文ファンが見に行くと予想され、
日食観測ツアーも何本か企画されている。
  あとはこの日食の直前に(太陽〜地球〜月の位置関係で)
起こる部分月食で、こちらは日本でも観測可能である。
ただ月食が起こるのは夜明け前、西空低空となるのが難だ。
がまあ早起きすれば夏休みの宿題などには使えるかも。
ただ年明け、2018年1月31日には皆既月食があるので、
見ものとしては翌年のほうがベターだ。
また年始年末のしぶんぎ、ふたご座流星群も条件は良い。
厳冬期で凍えてしまいそうだが少しは期待できるだろう。

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1月の主な天文現象
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01日 元日/初日の出
     さいたま→日の出06時51分 日の入16時38分
03日 しぶんぎ座流星群が極大(出現1月1日〜1月7日)
     正月休み恒例の流星群。3日夜半から4日未明極大。
     月も沈み好条件。
09日 アルデバランの食(東京24h01m潜入 24h59m出現)
     影側からの潜入だが月が明るく肉眼での観測は困難。
12日 ○満月
12日 金星東方最大離角 
     太陽からもっとも離れ、夕方の西空に輝く
28日 ●新月

 

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2月の主な天文現象
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11日 ○満月
19日 金星最大光度
     宵の明星として西空で一際目立つ
     以降、金星は地球に近づくため視直径が徐々に大きく、
     また形状は細くなり望遠鏡での観測が一番面白い時期。
26日 ●新月
26日 金環日食 南米〜南太平洋〜アフリカ  

 

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3月の主な天文現象
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12日 ○満月
20日 春分
25日 金星内合(これからは明け方の東空に移る)
28日 ●新月

 

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4月の主な天文現象
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01日 アルデバランの食(東京18h45m潜入 19h53m出現)
     潜入は空がまだ明るく観測は困難。
01日 水星、東方最大離角 夕方の西空低空に見える。
08日 木星が衝 真夜中ごろに南中
     これから観測シーズンに入る
11日 ○満月
22日 こと座流星群極大。
     月は沈むが流星数は少なく条件は悪い。
26日 ●新月


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5月の主な天文現象
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06日 みずがめ座η流星群極大
     放射点が低い。流星数も少なく条件は悪い。
11日 ○満月
18日 水星西方最大離角
26日 ●新月

 

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6月の主な天文現象
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03日 金星西方最大離角〜明けの明星
09日 ○満月
15日 土星が衝 真夜中ごろに南中
     これから観測シーズンに入る
21日 夏至 さいたま日の出04時24分 日の入19時01分
24日 ●新月
   
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7月の主な天文現象
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09日 ○満月
23日 ●新月
25日 水星食 潜入18h56m 出現19h50m(東京)
     潜入時は空が明るく見ることはできない。
     出現も高度が低く肉眼での観測は無理、最低双眼鏡で。
27日 火星の合(太陽方向に重なる、しばらく見えない)
30日 水星東方最大離角

 

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8月の主な天文現象
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08日 ○満月
     夜明け前、部分月食(最大食分25%)が見られる
      食の始まり 02h22m
      最大    03h21m
      食の終わり 04h19m
13日 未明、ペルセウス座流星群が極大
月明かりがあり条件は良くない。
22日 ●新月
22日 北米を横断する皆既日食(最大皆既時間2分40秒ほど)
28日 旧たなばた
    旧暦の7日は新月(旧暦1日)から7日目のとき。

 

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9月の主な天文現象
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06日 海王星の衝
06日 ○満月
12日 水星西方最大離角
19日 水星食 夜明け前 九州以南で
20日 ●新月
23日 秋分

 

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10月の主な天文現象
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04日 中秋の名月 芋名月(旧暦の8月15日)
06日 ○満月
09日 りゅう座流星群、流星数は少ない
     ゆっくり流れる流れ星が特徴。
20日 ●新月
20日 天王星の衝
22日 オリオン座流星群極大
     24日ごろまで観測できる。高速で飛ぶのが特徴。
27日 木星の合(太陽方向、しばらく見えない)

 

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11月の主な天文現象
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上旬 おうし座流星群極大
南群は1日、北群は12日前後が極大予想。
ゆっくり流れるのが特徴だが流星数は少ない。
01日 十三夜(後の月)栗名月・豆名月   
04日 ○満月
18日 しし座流星群極大、高速で飛ぶ流れ星が特徴。
     月明かりがなく条件はいい。但し流星数は少ない。
18日 ●新月
24日 水星東方最大離角

 

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12月の主な天文現象
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04日 ○満月
14日 ふたご座流星群極大(出現12月5日〜12月20日)
     13〜14日にかけて多く流れる。
     14日の方が明るい流れ星が多い予想。
18日 ●新月
22日 冬至 さいたま日の出 06時47分 日の入 16時32分
22日 土星の合(太陽方向、しばらく見えない)