天文FAQ

よくある質問

 

●星の観察関連

 Q 天の川を見たい

 Q 星見ポイント

 Q 星座が探せない

 Q 星の写真を撮りたい

 Q 天体観測会をやっているのは

 Q 大きな望遠鏡があるのは

 

●天体望遠鏡関連

 Q 望遠鏡を買いたい

 Q どんな望遠鏡がいいか

 Q 望遠鏡の使い方

 Q 望遠鏡がよく見えない

 Q 太陽を見るには

 

  

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回答&アドバイス欄

 

●星の観察関連

 Q 天の川を見たい

 A 川口では無理。最低限、県北まで行かないと見られない。

   40年ほど前は羽生あたりでも見えていたが最近は難しいという。

   夏場なら秩父、長瀞あたりまで足を伸ばせばいい。

   顔振峠とか、また山登り的になってしまうが

   西武秩父線吾野駅などからすぐに登れる低山もある。

   ただし、空はそれほど暗くはない。

   県外では日光ぐらいまで行くときれいな空に出会える。

   車中泊できるなら戦場ヶ原の駐車場が非常に良かった。

   2001年11月、しし座流星群の観測で夜通しいたが死ぬほど寒かった。

   あとは房総半島の海岸とかも選択肢としてあるが川口からは行きにくい。

   またあまり海の近くだと湿気も多く、かえって地平方向の透明度が悪く

   よく見えない場合もある。

   車で泊りがけでというのなら選択肢は多数。

   最近撮影に行ったのは、上高地、那須高原、尾瀬ヶ原、北軽井沢

   美ヶ原、高峰高原(標高2,000m)などなど

   海外では、オーストラリアの砂漠のど真ん中などもすばらしい。

 

 Q 星見ポイント

 A 近場でというときは近所の公園など。見る方角にできるだけ街燈がない場所を選ぶ。

   神社とかお寺の境内なども周りに木が植えられ周囲の光をさえぎってくれる。

   川口で考えると、見沼たんぼのあたりも周りが開けていていい。

   天の川はもちろん見えないけれど市街地よりはだいぶマシ。

   視野が開けたところという意味では荒川の河川敷という見所もあるが

   東京側の明かりが非常に明るい。

 

 Q 星座が探せない

 A 星座早見盤を使う。星座早見盤は望遠鏡・地球儀メーカー・出版社などのもの各種ある。
   大手書店、またはネット通販などで1000円前後で入手できる。
   探したい星座が、何時頃、どの方向の、どの高さに見えるか調べておく。
   周囲に街灯が少なく空の開けた場所で、調べておいた方角と高さを目安に探す。
   ポイントは月明かりがないときに見ること。
   市街地は空が明るいので、まず一等星を見つけ、それを中心に周りの星を探す。
   星座の中(東〜南〜西)に惑星がいると一等星と見誤ることがあるが、
   惑星はほとんど瞬かないので、ふつうの星と区別することができる。
   星座早見を見るためライトを点灯するとき、赤い光にすると目がくらみにくくなる。

 

 Q 星の写真をとりたい

 A 三脚にカメラを固定して撮る固定撮影法が手軽。

   撮影は月あかりがないとき、撮影方向に街燈などない場所で。

   カメラの感度設定はISO1600とか高感度側にセットし露光を数秒かける。

   絞りは開放か1段程度絞って。 

   この露光時間なら星がほとんど動かないので星座の写真が撮れる。

   市街地は空が明るいので、真昼の写真のようになってしまう場合は

   感度設定を下げるかして調整する。

   三脚が貧弱だとシャッターブレするのでそれを避けるためには

   撮影時にレンズ前を黒紙などで隠し、シャッターショックがおさまってから

   露光を始める。従ってカメラの露光はバルブ、または十数秒とセットしておき

   黒紙をシャッターとして使うことになる。

   また、星の動きを撮りたいときはISO400とか感度を少し下げ、

   絞りも2,3段絞って撮ることにする。

   これでも市街地では真っ白・真昼写真になることが多いので

   星の動き写真は(特に市街地では)撮りにくい。

   なお、大きなカメラ店などでは、光害除去フィルターを置いてあるところもある。

   それを使うと光害は幾分減らせるので天体撮影にはいいが値段が結構高い。 

 

 Q 天体観測会をやっているのは

 A 国立科学博物館(上野) 有料 

   駿台学園(王子)

   川口市立科学館(川口)

   さいたま市青少年宇宙科学館(旧浦和)

   ほか多数、天文雑誌に詳しい。

 

Q 大きな望遠鏡があるところ

 A 元東京天文台堂平観測所の望遠鏡が引退し

   一般公開されるようになっている。

   現在の名前はときがわ町星と緑の創造センター

   望遠鏡の施設見学だけになってしまうが、望遠鏡としては県内最大

   キャンプ場や宿泊施設もあるので都会地を離れての星見にはいいかも。

 A 国立天文台三鷹キャンパス

   見学コースあり

 A 県立群馬天文台 

 

●天体望遠鏡関連

 Q 望遠鏡を買いたい

 A スーパーとかデパートのめがね売り場とかはあまり勧められない。

   都内に望遠鏡専門店がいくつかあるので

   そこで実際に(たくさんあるものの中から)操作してみて購入する。

   アドバイス

   専門店なら店員自身もアマチュア天文家という場合が多く

   親切に望遠鏡選びを手伝ってくれる。

 Q 予算はいくらぐらいがいいか

 A 望遠鏡は光学機器であり、また精密機器でもある。

   数千円とか、1〜2万円とかでは値段相応のものでしかない。

   少なくとも4〜5万円は出す覚悟でいたい。

   アドバイス

   実はメーカー選びが重要なポイント。

 

 Q どんな望遠鏡がいいのか

 A *取り扱いが楽なので初心者は屈折望遠鏡

    ある程度口径の大きなものがほしいのならば反射望遠鏡というのが定番

   *口径は屈折なら6〜8cmぐらい

    反射なら10〜16cmくらい

   *架台は経緯台式が安くていいが、今はこのタイプのものは少ない

    経緯台だがパソコン制御で自動追尾できるものもある。

    写真を撮ろうとか、自動追尾を求めるなら赤道儀式

  アドバイス

   旅行に持っていってきれいな空を見たいぐらいなら 双眼鏡を

   月のクレータを見たいぐらいなら バードウオッチング用もいい

 

 Q 望遠鏡の使い方∽赤道儀の使い方

 A *赤道儀は望遠用の極軸を地球の自転軸と平行にセットするのが基本。

    これで初めて望遠鏡を星の動きにあわせることができるようになる。

    具体的には

    望遠鏡の極軸を北に向ける。

    極軸の傾きを観測地に合わせる(川口なら36度ぐらいにあわせる)

    写真を撮らず見るだけならこれでも実用になる。

     

 Q 望遠鏡がよく見えない

 A 倍率のかけすぎの場合が多い→低倍率に替える。

    高倍率にすれば大きくは見えるが逆に画像が暗くなる。

    望遠鏡の口径の10倍程度の倍率が一番見やすい。

    例えば口径6センチなら60倍というふうに

    また最大倍率は望遠鏡の口径の20倍程度まででおさえる。

 

 A 架台が弱すぎてグラグラしているとみにくい→グラグラしないよう補強する

 

 A 望遠鏡の光軸があっていないか→光軸をあわせ調整する

   屈折望遠鏡はその仕組み上光軸が狂うことは少ないが

   反射望遠鏡は狂いやすいので注意が必要。 

   あるいは本当に粗悪品→これはもう論外。科学館に持ち込めば診断。

 

 Q 天体が視野に入らない

 A ファインダーがあっていない→最初にファインダー合わせをする

   倍率のかけすぎ→低倍率で探してから

   →使い方と関係があるが

    望遠鏡にはファインダーがついている。(これは飾りではない)

    あらかじめ、ファインダーで見たものが望遠鏡本体でも見えるように

    調整をしておくことが必要。

    昼間にでも遠くの景色を入れる。たとえば高層マンション屋上の避雷針

    これを望遠鏡の死や中心に入れて固定、

    この状態でファインダーでもその避雷針が視野の中心に来るように調整

 

 Q 太陽を見るには

 A  白い投影板に映してみる投影法が一番安全。

    投影板がないときは、工作用紙など厚手の白い紙を代用する。

    絶対に直接見てはいけない。危険!!

 A  太陽観測用の対物フィルターを取り付けてみる。

    安全に安定して見られるが、口径が大きくて良質のものは数万円以上と

    非常に高価なのが難点。

    なお減光率が不足する(まぶしい)時は眼側にも減光フィルターをつける。

    また簡易的に、接眼レンズ側にサングラスをつけてという方法もあるが

    これはできる限りさけること。ほかにまったく方法がないときは

    望遠鏡の口径を1〜3センチまで絞って。さらに観測は長くも数秒。

    〜口径6センチ以上だと、太陽を入れた直後に熱で割れる場合がある。