2025年9月8日の未明から明け方にかけて、日本全国で観察できるのは約3年ぶりとなる皆既月食が起こりました。川口市では晴天に恵まれ、部分食の始めから終わりまで雲に隠されることなく月食を観測することができました。3年前の皆既月食と比較して、皆既の時の月がとても暗かった印象でした。
下記は、時間経過ごとの観測画像です。各画像をクリックすると大きな画像が表示されます。
半影食 1時2分頃
部分食の始まり 1時26分頃
1時52分頃
皆既食の始まり 2時30分頃
食の最大 3時11分頃
皆既食の終わり 3時53分頃
4時22分頃
部分食の終わり 4時57分頃
- 1時2分から5時4分まで、天文台で観測した月食画像の動画(MP4/約2.5MB)


撮影機材:Nikon D3200
レンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm(焦点距離 24mm、f6.3、ISO 400)
露出時間:部分食中は1/640秒~1/25秒、皆既中は1秒で固定。
今後見られる月食
日本で次に月食が見られるのは、約半年後の2026年3月3日(火)です。次回は、18時50分頃から22時18分頃にかけての観察しやすい時間帯の月食となります。
日付 | 月食の種類 | 日本での状況 |
---|---|---|
2026年03月03日 | 皆既月食 | 日本で見える |
2026年08月28日 | 部分月食 | 日本で見えない |
2028年01月12日 | 部分月食 | 日本で見えない |
2028年07月07日 | 部分月食 | 日本で見える(月入帯食) |
2029年01月01日 | 皆既月食 | 日本で見える |
2029年06月26日 | 皆既月食 | 日本で見えない |
2029年12月21日 | 皆既月食 | 日本で見える(月入帯食) |
2030年06月16日 | 部分月食 | 日本で見える(月入帯食) |
国立天文台 提供